チョキチョキ 「肌ダメージ改善秋ケア講座」

肌ダメージ改善真夏の強力な紫外線と多量の汗やアブラ。これらによるダメージで、秋の肌は荒れ放題。悪化させないためには、早めのケアが大切。肌状態にあったケアを用賀ヒルサイドクリニック 鈴木稚子院長が解説しています。

CHOKI肌ダメージ改善秋ケア講座の記事

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夏にダメージを受けた肌を回復しよう!!
肌ダメージ改善秋ケア講座

真夏の強力な繁外線と多量の汗やアブラ。これらによるダメージで、秋の肌は荒れ模様だ。
悪化させないためには、早めのケアが大切。
肌状態に合ったケアで、元気な肌を取り戻せ!


真夏の紫外線、アブラ、汗……。その結果、肌にはこんなタメージが!!

夏の間中、強い紫外線を浴び、過剰な汗や皮脂にさらされていた肌は、かなりのお疲れモード。その結果、ここに挙げたようなダメージが出てしまうのだ。特に紫外線による悪影響は大きく、肌を乾燥させたり、角質のターンオーバー(新陳代謝)を乱すため、さまざまな肌トラブルの原因となっている。

DAMAGE 01 肌のザラつき
・こんな状態
肌を触ると全体的、または部分的にザラザラしている。肌に透明感がなく、分厚い感じがする。肌にツヤがない。肌がくすんでいて、不健康そうにみえる。

・原因は?
肌表面の角質は、通常は一定の周期ではがれ落ちいく。これをターンオーバーと呼ぷが強い紫外線を浴びるとターンオーバーが乱れて、古い角質が残ってしまう。すると、肌がザラついてくるのだ。
DAMAGE 02 毛穴の黒ずみ・テカリ
・こんな状態
毛穴がポツポツと盛り上がっている。毛穴が聞いている。毛穴が黒く汚れている。毛穴の目立つ部分、あるいは顔全体がアブラでテカっている。

・原因は?
夏は皮脂分泌が増えてテカり気味に。過剰な皮脂が毛穴につまると、ポツポツみえることも。さらに、毛穴の出口が開くと、つまった皮脂が空気に触れて酸化して黒くなる。これが毛穴の黒ずみだ。
DAMAGE 03 ニキビの増加・悪化
・こんな状態
夏から秋にかけてニキビが増えた。ニキビが炎症を起こしたり、膿をもって腫れるなど、他の季節よりも悪化しやすくなった。

・原因は?
過剰な皮脂が毛穴につまると、ニキビの原因に。さらに、夏は高温多湿で毛穴の中のニキビ菌が繁殖するため、悪化しやすい。また、古い角質が毛穴につまっても、毛穴が密閉されてニキビ菌が繁殖する。
DAMAGE 04 肌のカサつき
・こんな状態
肌がカサカサしている。肌の一部が白く粉をふいたようになったり、皮がむけている。笑うと、肌がひきつれるような感じがする。洗顔後、肌がつっぱる。

・原因は?
強い紫外線を浴びると、ターンオーバーが崩れて角質が厚くなり、とれかかった角質がはがれて皮がむけたり、カサカサしたりする。秋冬になると、空気の乾燥が原因で肌の水分が蒸発してカサつくことも。

ダメージ肌は”秋ケア”で速効解消!!

夏のダメージを受けた肌をほうっておくと、悪化してしまうこともあるので要注意。秋こそ正しいスキンケアをして、肌ダメージを回復しよう。

秋のスキンケアで、ダメージ肌回復大作戦!!
夏は紫外線、冬は空気の乾燥で肌荒れしやすい。一方、秋は気候的には肌にいい時期といえる。だからこそ、ダメージ肌のケアに専念しよう!ダメージ回復のポイントは、基本ケア(洗顔と水分補給。下の囲みを参照すべし)を徹底すること。そのうえで、各ダメージに合ったケアをプラスするのだ。
ケアを始める前に
”肌のプチ断食”で今の肌状態をチェック!
肌を回復させるには、自分の肌に合ったケアをすることが大事。そこで、”肌のプチ断食”で自分の肌状態をチェック!洗顔後30分以上何もつけずにいて、肌をよ~く観察。ベタつくなら皮脂対策が必要だし、カサつくなら洗顔料が強すぎるのかも。ケアの参考にしよう。
重要!!基本ケア
いつでも基本は[洗顔] → [水分補給]だ!

朝と夜の2回ちゃんとケアするだけで、肌状態がよくなることも
朝晩2回、洗顔をしてローションで水分を補給。この基本ケア、ちゃんとやってるか? 朝晩のケアをていねいに行うだけで肌の調子がよくなることも多いから、しっかりやろう。

力まかせに洗ったり、洗顔のしすぎもダメ!
ベタつくからといってカを入れてゴシゴシ洗ったり、1日に何度も洗顔料で洗ったりするのはよくない。肌が傷ついて、ダメージが悪化してしまうぞ。
洗顔
・目的
肌の汚れ、皮脂を落として、清潔にする。朝は面倒だから洗わない、という人もいるが、寝ている間も皮脂は出ているんだから、洗顔料を使って洗うこと!

・ポイント
洗顔料はよく泡立てて!泡でやさしく洗えば、肌を傷めずに汚れを落とせる。洗顔料が肌に残っていると肌荒れの原因になるので、すすぎは十分に。
水分補給
・目的
洗顔後のアルカリ性に傾いた肌を、すばやく弱酸性に整える。そして、角質層に水分を補給して、うるおいをキープするのだ。

・ポイント
ローションはケチらずにたっぷりと使おう。カサつく部分には重ねづけするといい。軽い乾燥なら、これだけでも十分に保湿できる。
ダメージ肌対策
ダメージに対応したケアを取り入れろ!

基本ケアをマスターしたうえで、ダメージ回復ケアをすべし!
洗顔と水分補給は、徹底してやろう。これがおろそかだと、スペシャルケアをしたってムダ。基本ができたら、ダメージ別のケアを追加しよう。

こんなトラブルも! Part1

口の端にできるプチプチ。あれも紫外線のせい!
ロのまわりにできる小さな水疱は、口唇ヘルペスという皮膚の病気。紫外線を浴びた後や免疫力の低下したときにできやすい。つぶしたり、勝手に軟膏などをつけると悪化するので要注意。皮膚科を受診して、ヘルペスウイルスに効く薬を処方してもらおう。

ダメージ改善テク

DAMAGE 01 ザラツキをとってなめらか肌に!
古くなった角質をすっきり落とせば、ゆで卵なみのなめらかな肌になれるかも?!

分厚くなった角質をいかに無理なく落とすかがポイント
ザラつきの原因は、皮膚表面の分厚い角質。これを落とすには、スクラブ剤やピーリング剤(フルーツ酸などの薬剤で角質を落とすもの)を使うといい。古い角質が取れれば、肌はつるつるになり、ニキビの予防にもつながるよ。でも、回数が多すぎると肌を傷つけてしまうので、週に1~2回にしておこう。
強くこすりすぎない!
ピーリングは、指の腹でソフトにマッサージが鉄則!強くこすりすぎると肌荒れを起こしてしまうことがあるので気をつけろ。
皮膚科やエステのピーリングはより効果が高い
市販のピーリング剤は、誰もが手軽にできるようにフルーツ酸などの濃度が低くなっている。しかし、皮膚科などで行うピーリングは、市販のものより濃度や浸透度が高いので、より効果が出やすい。ニキビ痕に悩む人にもおすすめだ。
ただし、受ける場合は、安全性や料金(健康保険は利かない)をきちんと確認してからにしよう。
自宅でできるホームピーリングもあるよ
今回取材した用賀ヒルサイドクリニックでは、自宅でできるピーリングセットを扱っている。問診表に答えることで、個々の肌状態に合った濃度のピーリング液を調合してもらえるので、より安全で高い効果が期待できるよ。
DAMAGE 02 正しい毛穴ケアで黒ずみ・テカリ知らず!
カッコ悪い毛穴のポツポツや黒ずみ! テカリ! 毛穴&皮脂ケアで、さっぱり肌を目指そう。

毛穴の汚れを落として引きしめる1黒ズミもテカリも解消だ!!
毛穴の汚れは、爪で押し出したりしてはダメ。毛穴が細菌感染を起こすと、化膿して余計に目立ってしまうことに・・・。毛穴の汚れや皮脂は、日頃の洗顔や毛穴ケアアイテムで落とすこと。
過剰な皮脂対策としては、オイリー肌用ローションを使ったり、アブラとり紙などでこまめに皮脂を抑えるといい。
マッサージ洗顔で毛穴がきれいに!
洗顔のときに、毛穴の気になる部分を指の腹でクルクルとマッサージするように洗えば、汚れが浮き上がって落ちやすくなるよ。
DAMAGE 03 ニキビの悪化を食い止めろ!
今あるニキビは、それ以上悪化させないこと!正しいニキビケアを実践しよう。

ニキビを刺激するな!悪化させないための鉄則だ。
初期のニキビはあまり目立たないが、炎症を起こすと赤く腫れてくる。さらに化膿すると、ニキビそのものは治っても、シミやへこみなどのニキビ痕が残ってしまうことも。だから、ニキビは悪化させないことが大切。
できるだけそっとしておいて、刺激しないことだ。爪でつぶすなんて、もってのほか!

ニキビ用アイテムを使ったていねいな基本ケアを習慣に
基本ケアのアイテムを、ニキビ肌用にしてみては。 洗顔やローションをつけるときには、強くこすったりしないことも大事だ。ニキビができた部分には、炎症を抑える作用のある専用のケア剤を使うといい。

ヒゲそりするときは、ニキビを避けて!
                ヒゲそりはニキビを直に刺激するので、悪化の原因になりやすい。できるだけニキビを避けてそること。また、道具は常に清潔に、シェービング剤をつけて肌を保護することも忘れずに。カミソリに比べて電気シェーバーのほうが、一般的に肌への刺激が少ないよ。
悪化しちゃったとき、しっかり治したいときには皮膚科を受診しよう
ぬり薬やのみ薬、ビタミン剤などが一般的

ニキビが悪化して治らないときには、皮膚科で治療を受けよう。少しのニキビでも、痕を残さず治したいなら受診したほうがいい。皮膚科では一般的に、抗生物質のぬり薬やのみ薬、ビタミン剤、漢方薬などが処方されるよ。痕になる前に、しっかり治しておう。

美肌効果の高い治療もいろいろある

一般診療のほかに、美容的な治療(健康保険は効かない)を行っている皮膚科も多い。今回取材した用賀ヒルサイドクリニックでは、ニキビやニキビ痕に対してピーリング治療を行って効果をあげている。そのほか、レチノイン酸治療、レーザー治療などを行うことも。

こんなトラブルも! Part2

日焼けしすぎちゃって皮がボロボロに・・・。シミの心配も!
夏ほどではないものの、日焼けによるトラブルは後を絶たない。秋も紫外線は強いのに、あまり用心しないせいか、うっかり焼けてしまうのだ。
日焼けをした後は、ローションで水分を補給して肌の乾燥を防ごう。皮がむけてきても無理やりはがさないこと! また、シミを防ぐために、美白ケアを取り入れるのもいい。屋外に長時間いるときには、日焼け止めも忘れずに。
DAMAGE 04 カサつきはすばやい保湿がカギ
カサカサ肌は、どことなく疲れた印象を与えてしまう。早めに保温して乾燥を防ぎ、肌ツヤを取り戻そう。

保湿剤をプラスしてちょうどよくしっとりとした肌へ
カサつきをほうっておくと、角質のめくれた部分から細菌感染して、炎症を起こすので要注意。
すぐにローションや保湿剤をつけて、適度にしっとりさせておこう。保湿剤は、カサつく部分だけにつければOKだ。洗浄力の強すぎる洗顔料が乾燥の原因になっていることもあるので、一度、見直してみよう