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ホクロの数が増えている

Q  ホクロの数が増えてきている。がんや病気になるのではと心配
ホクロのことで悩んでいます。私はホクロの数が多く、しかも年を追うごとに増えてきているのです。子どもの頃から多かったのですが、特に近年は、顔や背中のホクロが増加してきて、中にはふくらんで大きく濃くなるものもあります。
毎日、鏡を見るたびに「ホク口が増えているのでは」と気になってストレスもたまりがちです。これ以上増えると、ホクロが大きくなって皮膚がんになるのではないかと心配です。ホクロが増えることで、健康上の問題(病気の可能性)はありますか?レーザー治療でホクロを除去できるという広告を雑誌などで目にしますが、場合によっては取ったほうがよいものなのでしょうか?アドバイスをお願いします。(25歳/女性)
A  色素斑かホクロかを見極め、治療法を決めることが重要
ホクロは、ほぼ全員にできるもので、平均40個くらいといわれていますが個人差があります。ホクロのできる場所や大きさには関係ありませんが、数には遺伝的素因も関係します。たいていのホクロ一生ほとんど変わりませんが、一部のホクロは加齢とともにふくらんできたり、色が薄くなってきます。またどのホク口も、いわゆる「ホクロのがん」といわれるものになる可能性は秘めています。
急に大きさ・形が変わってきたり、なんらかの自覚症状がでたり、出血してきたら悪性化している可能性が高いといえます。また足の裏にあり常に踏みつけられているものや、下着の金具があたってよく血が出るなど、常に刺激を受けているようなホクロは悪性化する可能性が高いでしょう。
ご相談の方は、背中にたくさんのホク口が出てきたそうですが、これは紫外線の影響でできる光線性花弁状色素斑の可能性もあります。この場合は、1cm前後まで大きくなるものも多いですが、悪性化する心配はあまりありません。この色素斑は20代~30代でできることが多いようです。
色素斑とホクロでは治療法も変わります。色素斑の場合は、レーザーでテスト照射をし、効果が認められればレーザー治療で色を消すことができます。
ホクロの場合は、美容的な面で気になるならば、専門家が診て問題なければレーザーで色を消したり、電気で色のついている部分を焼いてしまう方法があります。しかしホクロというのは、目で見えるのはいわゆるメラニン色素の色だけで、おおもとはその下にある母斑細胞の集まりで、悪性化するのは母斑細胞ですので、心配なら切って取るしか方法はありません。専門の皮膚科で診てもらい、治療法を決めたほうがよいでしょう。