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Q・ローヒールの靴でも痛くなるイボを元の状態に戻すことはできるのか?
Q・夏になると目のまわりにブツブツができてしまいます。

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Q  ローヒールの靴でも痛くなるイボを元の状態に戻すことはできるのか
小さいころ、毎年冬になると、必ずといっていいほど、両足の小指がしもやけになり、悩んでいました。
20歳を過ぎてからはならなくなったのですが、今度は小指の大きさが元に戻らず、相変わらずしもやけで膨れたような状態になっています。今はこの部分が、イボのように硬くなってしまい、ヒールの高い靴を履くと、必ず足の小指が痛くなってしまいます。
最近ではローヒールの靴でも痛くなるので困っています。このイボ状になったものを元の状態に戻すことはできるのでしょうか。よきアドバイスをお願いいたします。(女性/24歳)
A  タコまたはウオノメができている可能性。厚くなった角質を削るという作業
小指が腫れてイボのようになり、靴を履くと痛い、というあなたの質問ですが、これはおそらく、俗にタコまたはウオノメができているのだろうと思われます。
タコというのは、長期間にわたり、外的な刺激がチョコチョコと加わっているところに、角質という、皮膚のいちばん外側にある部分が、パイ生地のように平行に積み重なってできるものです。原因としては、足の形もありますが、歩き方や、履いている靴によることが多く、これは靴擦れダコとも呼ばれます。一度できてしまうと、(ハイヒールを長期間履いていると足の裏に重心をかけて歩かない癖がついてしまうため)靴を替えてもできやすくなってしまいます。特に足の小指の場合、全体が丸い形になることも多いのです。またウオノメの場合は角質がパイ生地のように平行ではなく、中央が陥没した形で皮膚の内側に向かって積み重なっていくため、痛みが強くなります。
治療は、どちらも皮膚の角質を溶かして軟らかくしてから厚くなった部分を削り、その後の再発を防ぐために圧迫を避けることが基本となります。足の形や歩き方によって、先端の広い靴を履いても再発してしまう方も多いようです。その場合は、また同じように、厚くなった角質を削るという地道な作業になりますが、自分で行うのが怖い場合には、病院でもできます。また削った跡に直接外力がかからないよう、パッドをしばらく貼り、完治する方もいます。最後に、靴などで圧迫されていると、たしかに小指が丸くふくらみ、まるでしもやけの指のように見えます。しかし現在の状態と、幼少時のしもやけとは無関係でしょう。
Q  夏になると目のまわりにブツブツができてしまいます。
「汗によってできるものなので、ほおっておくしかない」と言われ続けました。

以前から、夏になると目のまわりにブツブツができてしまい、とても気になります。イヤでイヤでたまりません。外出するのがおっくうになり、困っています。
じつは皮膚科医院を何ヵ所もまわったのですが、「汗によってできるものなので、ほおっておくしかない」と、ことごとく言われました。それでも、ブツブツは少しずつですが、確実に増えてきております。
聞くと、鈴木先生のところでは、新しい治療をされているとのことですね。
私のこの症状は治るのでしょうか。どうか教えてください。(女性/40歳)
A  炭酸ガスレーザーや電気メスで蒸散・焼却することでキレイに治せます
これはおそらく、汗管腫というものであると考えられます。
汗管腫は、皮膚の中にあるエクリン汗腺という汗を出す腺が、思春期ごろから増えてきて良性の腫瘍になったもので、ほとんど女性にしかできないものであるところが大きな特徴です
湿度が高くなる6月ごろから、汗をかく機会が増えてきますね。そうすると、この汗管腫の中に汗が溜まるために、ブツブツがかなり大きく目立ってきてしまうものなのです
そしてこのブツブツは、目の周囲にできることが多いのですが、腋や胸、腹、陰部にもできることがあります。
しかし悪いものではありませんから、放っておいても問題はないのですが、目の周りというのはとても目立つのに加えて、プツプツと突出してくるので、お化粧しても隠すのは難しくなります。女性としては、やはり美容的に気になると思います。
以前は治しようのないものだったのですが、最近では、炭酸ガスレーザーや電気メスで蒸散・焼却することで、キレイに治すことができるようになっていますからご安心ください。
切って縫ったりすることはありませんから、痕になる心配はありません。
しかし新しくできるものの予防はできませんから、できてしまった腫瘍を取るということになりますね。
十日間ほどはかさぶたがついています。したがって出かける予定がなく、また分かりやすくなってくる6月以降に取るのが望ましいでしょう。あきらめないでくださいね。