夕刊フジ連載「男・美肌塾」-ボトックス

s-024夕刊フジ連載の男・美肌塾「ボトックス」の記事

夕刊フジ連載の男・美肌塾の記事

ボトックス

汗っかき 安全治療で「涼しい顔」を取り戻そう
汗っかきに受難のシーズン到来。 安全治療で「涼しい顔」を取り戻そう。
冬でも汗だくのお父さんっていますよね。これからは会社も電車も暖房が入るので、汗っかきの人にはつらい季節です。
冬でも汗をかく人の中には、糖尿病や甲状腺機能亢進症などの内臓疾患による汗の可能性もあるので、ばかにはできません。でも、そうではない多汗症であれば、皮膚科での治療対象となります。
外用薬や経口薬などを使用
多汗症の中でも多いのが、脇の下や手のひら、足の裏など限られた部分に汗をかく局所多汗症。こうした症状で皮膚科を受診すると、塩化アルミニウムの外用剤や抗コリン薬という経口薬を使った治療が行われます。塩化アルミニウムというと驚かれるかもしれませんが、じつは汗を抑える作用が知られていて、市販の制汗剤などにも使われているんです。
電気を流して汗腺を破壊したり、汗を支配している神経を切除する手術もありますが、最近ではボツリヌス菌(毒素)を注射する「ボトックス治療」が人気です。ボツリヌス菌(毒素)を注入すると、神経筋接合部に作用して汗が出なくなるんです。この治療法、毒素に対する不安を持つ方がいますが、治療で使う量はごく微量。以前から美容外科などでシワ取りの目的で、使われてきた実績もあり、安全性は確立されています。それより問題なのは痛み。手のひらや足の裏への注射は、思いのほか痛いもの。それで逃げ出す患者さんもいるんですよ。
ボツリヌス菌の制汗効果は4~5カ月程度。クリスマスにどうしても汗をかくわけにいかない人は、今のうちにどうぞ。