気になるシワ

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ワンポイント美肌レッスン「しわ」の記事

気になる「しわ」をなんとかしたい

「気になるシワ、なんとかしたい!」

しわ
空気が乾燥してくるにつれ、気になりだすのが目もとや口もとにあらわれる小さなシワ。じつはこれ、加齢によるものだけでなく、間違ったケアや生活習慣、うるおい不足によっても引き起こされると知っていますか?そこで、シワをまねく原因から予防法、日常のケア方法までを徹底紹介!みずみずしい肌を保つために、もう一度お手入れ方法を見直してみませんか。
そのシワは、小ジワ?大ジワ?原因は?
まずは、シワの気になる部分を、指で広げてみます。広げたときにシワが見えなくなったら、皮膚の浅いところにできた小ジワ。シワが消えないようなら、皮膚の深いところにできた大ジワです。

  • うるおい不足による「小ジワ」

      初期のシワは、保湿力の低下で肌の水分量が減少したことで起こります。その原因はさまざまですが、睡眠不足や栄養不足で肌の新陳代謝が衰えたり、洗顔のしすぎや空気の乾燥で、肌のうるおいが奪われたり、筋肉がたるんだりすることなどが考えられます。この段階のダメージはまだ浅いので、お手入れ方法を見直し、たっぷり保温すれば回復させることが可能です。このまま放置すると、やがて深いシワへと進行するので早めのケアを。
  • 肌のハリが減少した「大ジワ」

      肌の弾力やハリが失われ、小ジワが進行して皮膚の溝が深くなった段階。肌のハリを保つコラーゲンや、弾力を維持するエラスチンという成分は、新陳代謝にともない、古いものを分解し、つねに再生産されています。ところが、年齢とともにこの再生産が追いつかなくなるため、だんだん肌のハリや弾力が失われて皮膚が硬くなり、よく動く筋肉の部分にシワができてしまうのです。このタイプのお手入れは、ハリを高めることにポイントを置きましょう。

STEP1 小ジワにはうるおいケアを

肌のコンディションは、湿度や温度に思った以上に左右されるもの。とくに、冬は湿度が低下しているうえに、暖房によってさらに空気が乾燥しがち。いつもと同じお手入れのままでは、肌のうるおいは空気中に蒸発して、小ジワをまねきかねません。部屋の乾燥に気をつけるほか、目もとなどのカサつきゾーンは、乳液やクリームなどをさらに重ねる工夫を。

化粧水が浸透してから乳液を重ねよう
化粧水をなじませたら、それが乾く前に乳液を重ねている人も多いのでは? 化粧水の水分と、乳液の油分は「水と油」で相性が悪いものの代名調。肌の上で混じり合うと、油分が肌に膜をつくってしまうため、せっかくのうるおい成分が肌に浸透できません。化粧水をつけたらひと呼吸おき、肌がさらっとするまで待ちましょう。それから乳液を重ねれば、浸透したうるおいを油分がコートし、カサつきから肌を守ってくれるはず。
乾燥対策には、グリーンや加湿器を
一般に、湿度が50%以下になると肌が乾燥するといわれますが、暖房のきいた室内は、30%以下になることも多いそう。これでは、肌からうるおいが奪われるまま。まずは部屋に加湿器を置いたり、やかんで蒸気を出したりして、湿度を高める工夫を心がけたいもの。また、意外にも乾燥対策に役立つのが観葉植物。呼吸の際、空気中に水分を放出しているため、穏やかな加湿作用が期待できるので、ひと鉢置いてみても。
スクワランオイルで肌のうるおいを閉じこめる
いつもは化粧水、美容液だけの人でも、冬は肌を乾燥から守るために油分を上手に使いたいもの。手持ちのクリームや乳液を重ねてもよいのですが、ベタつく感触が苦手な人には、肌にさらつとなじむスクワランオイルを使うのもかしこい方法。天然のクリーム・皮脂と似た成分なので、肌の表面をコートし、うるおいが蒸発するのを防いでくれるはず。

STEP2 大ジワ対策にはハリを高めるケアを

シワが進行してくると、表皮のうるおいケアはもちろん必要ですが、それだけでは不充分。新陳代謝を高めたり、ハリや弾力を高める成分の助けを借りて、肌の内側から肌細胞を活性化させることをめざしましょう。また、紫外線も肌にダメージを与えて、ハリを失わせる大きな原因。冬でもUVケアには手を抜かないで。

ハリを高める新成分に注目!
ハリを高める成分として、注目を浴びている成分のひとつに、レチノールがあります。ビタミンAを浸透しやすくした誘導体で、肌の新陳代謝を高め、コラーゲンの分解や再生を促すもの。もうひとつ、植物から採った保湿成分で、肌の奥に浸透するマロニエエキスやショウキヨウエキスなども、弾力感のあるハリを与えます。
アンチエイジング成分・カイネチンも効果的
ドクターズコスメに配合され、アンチエイジング成分として話題を呼んでいるカイネチンは、植物に含まれる成長ホルモンの一種。抗酸化作用があり、最近の研究では肌細胞の老化を防ぐという研究結果も。穏やかな作用で、コラーゲンをつくりやすくするため、肌のハリを内側から高めてくれるはず。
スペシャルケアは、夜に行ってこそ効果が高まる。
せっかくお手入れするなら、最大限の効果をねらいたいもの。シワのスペシャルケアをするなら、夜ふとんに入る前に行うのが最適です。というのも、夜の22時~2時のあいだは、肌の生まれ変わるゴールデンタイム。その前にお手入れしてうるおいを閉じこめれば、肌細胞が活性化され、スムーズな新陳代謝が促されるはずです。

STEP3 場所別ケアはピンポイントに効く!

顔には約40個に及ぶ表情筋があり、それが繰り返し収縮することによってシワができます。そのため、目もと、口もと、額など、よく動かす部分に出てしまいがち。でも、この筋肉の流れや動きを利用して、マッサージやエクササイズをすれば、肌の血行や新陳代謝を促進することも可能!気になる場所を、重点的にケアしましょう。

口もとのシワには、フェイスエクササイズを
小鼻から口もとにかけて出るシワは、口角を引き上げる筋肉がたるむことによりできるもの。ふだんから柔らかいものばかり食べたり、口をきちんと動かさずにいると、筋肉が衰えてシワはますます深まるばかり。気がついたときに、「あいうえお」と大きく口を開けるエクササイズを繰り返していると、筋肉が引き締まって、ハリのある口もとを取り戻せるはずです。
マッサージで肌の新陳代謝を促す
お手入れするときの日課として、ぜひ加えてほしいのがマッサージ。肌の血液循環を高めて、栄養や新鮮な酸素を行き渡らせるので、肌の新陳代謝を高めるうれしい働きがあるからです。ただし、筋肉の流れに逆らって、力を入れすぎると、かえってシワをまねくもと!必ず美容液やクリームを使って肌の滑りをよくしてから、顔の中心から外側へ、顔の上から下へを基本にして、くるくる円を描きながら行いましょう(イラスト参照)。

シワの素朴なQ&A

Q 水スプレーって、シワ防止にいいの?
A きちんと保湿成分の入ったものを使っていればOKですが、保湿成分が少ないさっぱりタイプだと、かえって乾燥を呼ぶことに。肌の天然保湿因子は、水にも溶けてしまうので、そのままではうるおいが流れ出してしまうから。美容液を重ねて、水分の蒸発を防ぐほうが効果的。
Q ひっぱるとシワは薄くなるもの?
A 薄くならないものかしら、と思ってついついシワを伸ばしたりしがちですが、これは百害あって一利なし!肌の筋肉の流れに逆らってひっぱると、ハリや弾力を保つコラーゲン繊維などがダメージを受けます。やさしくマッサージして、新陳代謝を促すようにしましよう。
Q 抗酸化サプリメントって、シワにもいいの?
A 老化を促す活性酸素をやっつけるとして、近ごろとくに注目を浴びているのが抗酸化成分。たしかに、そのサプリメン卜をのめば、体全体のサビつきを抑える効果はあるでしょう。でも、そのうち肌に届くのはごく一部。抗酸化作用のある化粧品を塗るほうが、有効と考えられます。