高濃度ビタミンC点滴

高濃度ビタミンC点滴

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古くからビタミンCには抗酸化作用がある・・・ということで知られていました。抗酸化作用は身体の酸化を抑える作用のことで、老化防止や病気予防に役立つとされています。

ビタミンCの効果

肌は紫外線を浴びると、肌の内部を守ろうとするのでメラニンを生成しますが、このメラニンの生成を抑え白く還元させる美白効果があります。シワやタルミは、肌の弾力が失われることが原因ですが、肌の弾力を保つコラーゲン、エラスチンを増やしシワ、タルミを予防します(コラーゲンの生成には ビタミンCが不可欠です)。
上記以外にも美肌作用、抗にきび作用、そして、アンチエイジング対策全般に効果があります。
また有害な活性酸素に対する抗酸化作用が強く、倦怠感や疲労の回復を早め、身体の免疫力を向上させますので、風邪などのウィルスによる感染症も予防し、全身の健康から美肌を作ります。タバコを吸われる方は、高濃度ビタミンC点滴が特にお勧めです。なぜなら、ニコチンがビタミンCを破壊するので、吸わない方の約1.5倍ビタミンCが必要になるからです。

ビタミンCについて

巷でよく言われている「どれほど摂っても、身体の外に出て行くから、摂るだけ無駄」という発想ですが、
これは、何十年も前に囚人を使った実験を元に決められたそうです。ビタミンCを少しずつ飲ませ、どの位飲ませたら尿中にビタミンCが出てくるかを測定しました。それが60mgだったとのこと。しかし ビタミンCを1000mg、 2000mgとったときの尿中に出てきたビタミンCを測定すると、たしかに2000mgとった時のほうが多いが、倍の量出ているわけではない。そこで、色素をつけたビタミンCをモルモットに飲ませ6日後に解剖するという実験が行われました。ビタミンCは、特に特定の臓器に集まり易い傾向がありました。つまり、必要な臓器に集まって抗酸化作用を発揮してくれていたことが分かったのです。実験が続くと栄養素が集まってきている臓器はその栄養素をたくさん消費する臓器・・つまりその栄養素が無いと上手く働かない臓器でした。
血液中を1とすると、高濃度ビタミンC点滴後は、脳は血液中の20倍、白血球は80倍、副腎には150倍の濃度のビタミンCが含まれます。このことから、ビタミンC不足になると、脳の機能が低下したり、白血球の遊走が下がって免疫力が落ちたり、副腎機能の低下をひき起こすことが類推できます。ストレスなどで副腎を酷使しているときも高濃度ビタミンC点滴はかなり有効なのです。また水晶体は、太陽光などによる活性酸素の影響を受けやすく、何十年にもわたる影響の結果が白内障ですが、実際、ビタミンCを多く取る人には白内障が少ないと言われています。

肝斑やシミの美白を望む方以外にもこのような方におすすめです

  • 美肌になりたい
  • 最近小じわが増えて若返りたい
  • ニキビができやすく肌荒れもする
  • 慢性の疲労がとれない
  • 風邪を引きやすいなど感染しやすい
  • 喫煙の量が多く止められない
  • アルコール量が多い
  • 外回りの仕事が多く日に焼ける
  • 運動が好きでスポーツクラブによく行く
  • 癌(がん)家系で自分も心配
  • ストレスが多い(ストレスや老化で免疫が低下します。免疫強化で癌(がん)や合併症から身を守りましょう。)

なぜ点滴が良いのでしょうか?(高濃度ビタミンとビタミンの違い)

ビタミンとビタミン剤は、似ているようで全く違います。ビタミンは天然物です。ビタミン剤は薬で、天然物を模倣して合成したものです。一般に市販で売られている多くの薬は合成品で、ビタミン剤を含むほとんどの薬は、体内では異物として扱われ排除されます。
しかし、その中でも、ビタミンCは違います。天然物と合成物で構造式が全く同じなのです。
ですから、医療で使われているビタミンCというのは、たとえ合成した物でも非常に自然なものと同様といえます。ただ、口から取り入れたすべてのビタミンCが、腸から吸収されるわけではありません。腸の吸収能力に限界があるからです。通常は3000mgをとると腸が吸収の限界になり、それ以上幾らとっても、体の中には入っていかないのです。それ以上無理やり取ろうとすると、腸管が耐え切れなくなり下痢を起こします。
高濃度ビタミンC点滴は、口から摂取するわけではなく、直接血管内に注入します。ですから、消化吸収というプロセスがありません。つまり、注入した全てのビタミンが体内に取り込まれます。いわば、非常に効率のよいビタミンC摂取の方法なのです。
肝斑・シミ・美白の目的では、1~2週間に一度がお勧めです。また、プラセンタやトランサミン注射などと合わせることによって、より相乗効果が生まれるためお勧めです。

高濃度ビタミンC点滴が受けられない方

  • G6PD欠損症という赤血球膜の遺伝性酵素異常がある方は、溶血性貧血発作の危険があるので、この治療を受けることができません。もし、このような病気がある場合は必ず教えてください。
    20g以上の高濃度ビタミンC点滴を受ける場合には必ずG6PDの検査を実施します。20g未満の方でも、一応検査することを推奨させていただいています。
  • 透析中の腎不全や腎機能の低い方、栄養状態の悪い方、脱水症状の方、心不全、不整脈のコントロールができていない方、大量の腹水、強い浮腫のある方は治療を受ける事ができません。(点滴で水分を血管内に入れることで症状の悪化をきたす恐れがあるため)
  • その他、アレルギー反応、消化器症状(下痢など)、頭痛などもまれに起こるケースがあるといわれています。この場合、今後点滴を受けなければ、問題ありません。 

注意点 その他

防腐剤入りの国産ビタミンC注射薬は使用できません。

用賀ヒルサイドクリニックの高濃度ビタミンC点滴は、外国製の防腐剤の入っていない安全なビタミンC注射薬(FDAに認可されているものです)(1本25g)を使います。高濃度ビタミンC点滴専用の注射薬以外には全て防腐剤(ピロ亜硫酸ナトリウム, チオグリコール酸ナトリウム)が添加されているので、高濃度ビタミンC点滴には向きません。クリニックの中には、いまだ国産のビタミンC注射薬を使うところがありますので点滴前に外国製の防腐剤の入っていないビタミンC注射薬が使われているかを必ず確認しましょう。

高濃度ビタミンC点滴終了後の数時間は、簡易血糖測定器で測る血糖値が高値になります。

これは、見かけ上高いだけで、実際の血糖値はもっと低い値になります。ですから、自己血糖測定をしてインシュリンの注射量を決めている糖尿病の方は、インシュリンの量に注意してください。

また、ビタミンCを過剰に摂取すると尿管結石になりやすいことが知られていますが、高濃度ビタミンC点滴療法では尿管結石は起こしにくいと言われています。

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